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介護職のやりがいとは?現役介護士20人に聞いた'続けている理由'

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「きつい」「安い」「大変」— その先に何があるのか

介護職3年目。正直、給料は安いし腰も痛い。でも夜勤明けに利用者さんから「あんたが来ると安心する」って言われて、なんか泣きそうになった。この仕事にしかないものがある気がする。 — Xユーザー(介護福祉士・20代男性)2026年3月

介護職って「やりがい搾取」って言われるじゃん。否定はしない。でも搾取されてるのは会社にであって、利用者さんとの関係は搾取じゃない。そこだけは譲れない。 — Xユーザー(介護職・30代女性)2026年4月

「介護職 やりがい」と検索しているあなたは、おそらく2つのどちらかでしょう。今の仕事にやりがいを感じながらも不安がある人か、介護業界への転職を考えていて本当のところを知りたい人か。

この記事では、現役介護士20人のリアルな声を集め、「きつい・安い・大変」の先に何があるのかをお伝えします。

この記事でわかること:

  • 現役介護士20人が語る「続けている理由」
  • データで見る介護職の離職率と定着率の実態
  • やりがいを感じ続けるために必要な環境選び

介護職の離職率は「高い」のか — データで見る実態

まず事実を確認します。介護職の離職率は、全産業平均とほぼ同水準まで下がっています。

介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査」(2024年公表)によると、介護職の離職率は13.1%。全産業平均の15.4%(厚労省「雇用動向調査」2023年)を下回っています。

項目数値出典
介護職の離職率13.1%介護労働安定センター 令和5年度調査
全産業平均離職率15.4%厚労省 雇用動向調査 2023年
介護職の平均勤続年数7.5年同・介護労働実態調査
「やりがいを感じる」と回答した介護職52.3%同上

かつて「離職率が高い」と言われた介護業界ですが、処遇改善加算の拡充や職場環境の改善により、定着率は着実に向上しています。約半数の人がやりがいを感じながら働いている一方、残りの半数はやりがいだけでは続けられない現実もあります。


20人の声 — 「それでも続けている理由」

Xや介護職向けコミュニティで、現役介護士の声を集めました。「やりがい」という言葉では収まらない、一人ひとりの具体的な瞬間を紹介します。

「ありがとう」の重みが違う

利用者の92歳のおばあちゃんに「あなたに会えてよかった」って言われた。社交辞令じゃなくて、本当に手を握って目を見て言われた。この重みは他の仕事では味わえない。(特養・5年目・30代女性)

入浴介助で「気持ちいい〜」って笑顔になる瞬間が好き。たった15分のお風呂で人をここまで幸せにできる仕事って、なかなかない。(デイサービス・2年目・20代男性)

認知症で家族の顔もわからなくなった方が、毎朝私を見て「おはよう」って笑う。名前は忘れても、安心できる存在として認識されている。それがうれしい。(グループホーム・8年目・40代女性)

「成長」を実感できる

入職1年目は移乗介助すらまともにできなかった。3年目の今、利用者さんの表情の微妙な変化で体調の異変に気づけるようになった。この「観察力」は一生もののスキルだと思う。(老健・3年目・20代女性)

介護福祉士の資格を取って、後輩の指導を任されるようになった。自分が教えたことで後輩が成長していく姿を見ると、自分もまだ伸びなきゃって思える。(特養・7年目・30代男性)

ケアマネを目指して勉強中。介護の現場を知っているケアマネになりたい。現場経験がキャリアに直結するのは介護職の強み。(訪問介護・10年目・40代女性)

「チーム」で支え合う一体感

夜勤中に利用者さんが急変して、看護師とペアで対応した。朝になって「あの対応、完璧だったよ」って言われたとき、チームで命を守った実感があった。(特養・4年目・20代男性)

うちの施設は介護・看護・リハ・栄養が毎週カンファレンスをやる。多職種が同じ利用者のために知恵を出し合う時間が、一番やりがいを感じる。(介護付き有料・6年目・30代女性)

「人生の先輩」から学ぶ

戦争を経験したおじいちゃんの話を聞くのが楽しみ。教科書には載っていない歴史を聞かせてもらえる。「あんたは若いから、これからいくらでもやり直せる」って。介護しているつもりが、励まされてる。(デイサービス・3年目・20代女性)

元教師の利用者さんが、毎日新聞を読んで時事ニュースについて議論してくる。最初は「面倒だな」と思ったけど、今は自分の知識が広がるいい時間になっている。(特養・5年目・30代男性)

正直にきつい面も

やりがいはある。でも月の手取り19万円でやりがいだけで生活はできない。せめて25万あれば心に余裕が持てるのに。(特養・4年目・20代男性)

腰を痛めて3ヶ月休職した。復帰したけど、以前と同じ動きはできない。体を壊すリスクと向き合い続けるのがこの仕事の現実。(老健・6年目・30代女性)

利用者さんに暴言を吐かれた日は、さすがに帰りの車で泣いた。認知症の症状だとわかっていても、傷つくものは傷つく。(グループホーム・2年目・20代女性)


やりがいを「搾取」にしないための環境選び

20人の声を分析すると、やりがいを感じている人には共通点があります。職場環境が整っていることです。

やりがいは個人の気持ちだけでは維持できません。以下の条件が揃っている職場かどうかが、長く続けられるかの分岐点になります。

チェック項目確認方法
処遇改善加算を取得しているか求人票・面接で確認
夜勤の回数と手当額は明確か就業規則・求人票で確認
腰痛予防の介護機器(リフト等)があるか施設見学で確認
研修・資格取得支援制度があるか求人票・面接で確認
離職率を公開しているか介護サービス情報公表システムで確認
ハラスメント対応の方針があるか面接で質問

介護サービス情報公表システム(厚労省)では、各施設の職員の退職者数や研修の実施状況を確認できます。見学や面接の前に必ずチェックしてください。

前の職場は人手不足で毎月夜勤8回。やりがいなんて感じる余裕なかった。転職して夜勤4回の施設に移ったら、利用者さんと向き合える時間が増えて、やっとこの仕事を好きになれた。環境って本当に大事。 — Xユーザー(特養→有料老人ホームに転職・30代男性)2026年3月

転職を検討している方は、介護職員初任者研修の費用と取り方で資格取得のステップを確認できます。未経験でも無料で取得できるルートがあります。


未経験から介護職を検討している方へ

「やりがいがあるのはわかったけど、自分に向いているかわからない」という方へ。

介護職に向いている人の特徴は、特別なスキルではなく**「人の変化に気づける感受性」**です。相手の表情や体調の変化を観察し、言葉にならないサインを受け取れる人は、現場で重宝されます。

まずは以下のステップで、自分に合うかを確かめてみてください。

  1. 施設見学に行く — 多くの施設が見学を受け入れています
  2. 介護職員初任者研修を受ける — 最短1ヶ月で取得可能。介護の基礎がわかる
  3. デイサービスから始める — 夜勤がなく、未経験者が馴染みやすい

介護の仕事を始めるためのロードマップで、全体像を確認できます。


まとめ — やりがいは「環境」の上に咲く

20人の声を聞いて見えたのは、やりがいは個人の努力ではなく、環境に支えられて初めて持続するということです。

「ありがとう」の一言の重み、利用者の笑顔、チームで乗り越えた達成感。これらは介護職にしかない価値です。しかし、その価値を感じるためには、体と心に余裕がある環境が前提です。

いま介護職として働いている方で「やりがいを感じられない」と思っているなら、それはあなたの問題ではなく、環境の問題かもしれません。介護職の転職体験談を参考に、選択肢を広げてみてください。


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よくある質問

Q. 介護職のやりがいは何ですか? 現役介護士が最も多く挙げるのは「利用者からの感謝の言葉」「人の役に立っている実感」「成長を実感できること」の3つです。ただし、やりがいを感じるには職場環境が整っていることが前提です。

Q. 介護職はきつくてやりがいだけでは続けられないのでは? その通りです。やりがいだけに依存すると燃え尽きます。処遇改善加算の取得、適切な夜勤回数、介護機器の導入など、働く環境が整った職場を選ぶことが長く続けるための条件です。

Q. 未経験でも介護職のやりがいを感じられますか? はい。20人の声の中にも入職1〜2年目の方が含まれており、早い段階からやりがいを感じている人は少なくありません。まずは介護職員初任者研修を取得し、デイサービスなど日勤のみの職場から始めることをおすすめします。

Q. 介護職のやりがいと給料は両立できますか? 介護福祉士の平均月収は約25〜28万円(処遇改善加算込み)。夜勤手当やケアマネジャーへのキャリアアップで収入増が見込めます。介護職の給与事情で詳しく解説しています。