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介護が始まったら最初にやる7つのこと — 初めてガイド

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「親の介護、何から始めればいいかわからない」——その焦りは当然のこと

父が突然倒れて入院。退院後は在宅介護が必要って言われたけど、何をどうすればいいのかまったくわからない。介護保険?要介護認定?ケアマネ?知らない単語だらけで頭がパンクしそう。 — Xユーザー(父親が倒れた・50代女性)2026年3月

突然の介護開始に戸惑うのは当たり前です。内閣府「高齢者の健康に関する調査」によると、介護が必要になった原因の第1位は「認知症」(18.1%)、第2位は「脳血管疾患(脳卒中)」(15.0%)(出典:厚生労働省「2022年国民生活基礎調査」)。脳卒中のように突然始まるケースは珍しくありません。

この記事では、介護が始まったら最初にやるべき7つのことを時系列で整理します。迷ったらこの順番で進めてください。

この記事でわかること:

  • 介護開始から1ヶ月以内にやるべき7つのステップ
  • 各ステップの具体的な手順と連絡先
  • 初心者が見落としやすいポイントと注意点

まずこれだけ覚えてほしい — 7ステップの全体像

介護が始まったらやることを、時系列で整理しました。

Stepやること目安期間窓口
1地域包括支援センターに相談当日〜3日市区町村の包括
2要介護認定を申請する1週間以内市区町村の窓口
3ケアマネジャーを選ぶ認定結果後包括の紹介
4ケアプランを作成するケアマネ決定後ケアマネ
5介護サービスの利用を開始するプラン作成後各サービス事業所
6家族間で役割を分担する並行して家族会議
7お金のことを確認する並行して包括・市区町村

「全部を一人でやらなければ」と思う必要はありません。 Step 1で地域包括支援センターに連絡すれば、あとは専門職が一緒に進めてくれます。

包括って何?ケアマネって何?って状態だったけど、とりあえず市役所に電話したら「地域包括支援センターに繋ぎますね」って言ってくれて、そこからは流れるようにいろいろ教えてもらえた。最初の電話が一番ハードル高い。 — Xユーザー(初めての介護・40代男性)2026年4月


Step 1:地域包括支援センターに相談する【最優先】

最初にやるべきは、地域包括支援センターに電話することです。

地域包括支援センターは、市区町村が設置する介護の総合相談窓口。保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーが在籍しており、無料で何度でも相談できます

連絡方法

  • 「地域包括支援センター + 市区町村名」で検索
  • 見つからない場合は市区町村の介護保険課に電話すれば案内してもらえる
  • 厚労省の介護サービス情報公表システムでも検索可能

相談時に伝えること

  1. 介護が必要な本人の状態(例:「脳梗塞で入院中、退院後は歩行が困難」)
  2. 現在の介護保険の加入状況(65歳以上なら加入済み)
  3. 同居か別居か、家族構成
  4. 今一番困っていること

「何を聞けばいいかわからない」状態でも大丈夫です。「初めてで何もわかりません」と伝えれば、必要な手続きを全部教えてくれます。


Step 2:要介護認定を申請する

介護保険サービスを使うには、要介護認定を受ける必要があります。

申請の流れ

  1. 申請書を提出:市区町村の介護保険課に申請(本人・家族・包括が代行可能)
  2. 訪問調査:認定調査員が自宅(または病院)を訪問し、心身の状態を聞き取り
  3. 主治医意見書:かかりつけ医が意見書を作成(自治体から医師に依頼)
  4. 審査判定:コンピューター判定+介護認定審査会で判定
  5. 結果通知:申請から原則30日以内(実際は1〜2ヶ月かかることも)

認定結果の区分

区分状態の目安月額利用上限
要支援1日常生活はほぼ自立、一部支援が必要約5万円
要支援2要支援1より支援が必要な状態約10万円
要介護1歩行や身の回りの一部に介助が必要約17万円
要介護2歩行・入浴・排泄に一部介助が必要約20万円
要介護3ほぼ全面的に介助が必要約27万円
要介護4日常生活全般に介助が必要約31万円
要介護5寝たきり等、全面的な介助が必要約36万円

(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」)

見落としポイント: 申請中でも暫定ケアプランで介護サービスを利用開始できます。退院が迫っている場合は、結果を待たずにケアマネジャーに相談してください。

要介護認定の受け方完全ガイドで、訪問調査のコツや不服申し立ての方法も詳しく解説しています。


Step 3:ケアマネジャーを選ぶ

要介護認定を受けたら(または申請中に)、**ケアマネジャー(介護支援専門員)**を選びます。ケアマネジャーは介護のプランを作成し、サービス事業者との調整をしてくれる「介護のパートナー」です。

選び方のポイント

  • 地域包括支援センターに「ケアマネジャーを紹介してほしい」と伝える
  • 複数の事業所を紹介されるので、可能であれば2〜3事業所に話を聞く
  • 合わないと感じたら変更できる(遠慮は不要)

良いケアマネジャーの見極めポイント

ポイント確認方法
話を聞いてくれるか初回面談で自分の話より本人・家族の話を聞こうとするか
選択肢を示してくれるか1つのサービスを押し付けず、複数の選択肢を提案するか
レスポンスが早いか電話やメールの返信が翌営業日以内に来るか
介護者の負担も見ているか本人だけでなく、介護する家族のことも気にかけてくれるか

Step 4:ケアプランを作成する

ケアマネジャーと一緒に、どの介護サービスを、週何回、どこで利用するかを決めるのがケアプランです。

ケアプラン作成の流れ

  1. ケアマネジャーが自宅を訪問し、本人の状態と家族の希望を確認
  2. 必要なサービスを提案(デイサービス、訪問介護、福祉用具など)
  3. 家族と話し合い、プランを決定
  4. サービス事業者を手配
  5. サービス利用開始後も定期的に見直し

ケアプランの例(要介護2の場合)

曜日サービス時間
訪問介護(身体介護)9:00-10:00
デイサービス9:00-16:00
デイサービス9:00-16:00
訪問看護10:00-11:00
デイサービス9:00-16:00

「もっとサービスを使いたい」「減らしたい」と思ったら、いつでもケアマネジャーに相談して見直せます。 最初のプランが完璧である必要はありません。


Step 5:介護サービスの利用を開始する

ケアプランが決まったら、サービスの利用開始です。

主な介護保険サービス

サービス内容利用場所
訪問介護ヘルパーが自宅を訪問し、身体介護・生活援助自宅
訪問看護看護師が自宅を訪問し、医療的ケア自宅
デイサービス日帰りで施設に通い、入浴・食事・リハビリ施設
ショートステイ数日〜数週間の短期入所施設
福祉用具レンタル車いす・介護ベッド等の貸与自宅

訪問介護の利用回数は介護度によって上限が異なります。詳しくは別記事で解説しています。

介護保険外のサービスも検討する

介護保険だけでは足りない部分を補えるサービスもあります。

  • 配食サービス:食事準備の負担を軽減
  • 見守りサービス:外出時や夜間の安心を確保(見守りサービス比較

Step 6:家族間で役割を分担する

介護は一人で担うものではありません。早い段階で家族全員の役割を決めておくことが、長期的な介護には不可欠です。

話し合いで決めること

  • 主介護者は誰か:日常的に介護を担う人
  • サブ介護者は誰か:主介護者の休息時や緊急時に対応する人
  • お金の分担:介護費用を誰がどう負担するか
  • 情報共有の方法:LINEグループ、共有ノート、定期電話など

介護は誰がする?家族の役割分担も参考にしてください。

最初は母の介護を姉に任せきりにしてしまった。「近くに住んでるから」って。でも3ヶ月で姉が限界になって、初めて家族会議した。役割を表にしたら、自分が全然やってなかったことがよくわかった。今は月2回帰省して通院付き添いを担当してる。 — Xユーザー(別居の弟・40代男性)2026年2月


Step 7:お金のことを確認する

介護にはお金がかかります。早い段階で費用の全体像を把握し、使える制度を確認しておくことで、不安を軽減できます。

確認しておきたい項目

項目確認先
介護保険の自己負担割合(1〜3割)介護保険証
月額の介護費用の目安ケアマネジャー
高額介護サービス費(上限超過の払い戻し)市区町村(申請方法はこちら
医療費控除の対象介護の医療費控除ガイド
親の資産・年金額本人・家族

介護にかかる費用の平均で、在宅・施設別の費用目安を詳しくまとめています。

介護のお金のこと、最初から調べておけばよかった。高額介護サービス費って制度があるのを半年知らなくて、申請したら遡って還付された。知らないと損することばっかり。 — Xユーザー(親の介護費用に悩む・50代女性)2026年3月


まとめ — 最初の一歩は「電話1本」でいい

介護が始まったらやるべき7つのことを整理しました。

  1. 地域包括支援センターに電話する(最優先)
  2. 要介護認定を申請する
  3. ケアマネジャーを選ぶ
  4. ケアプランを作成する
  5. 介護サービスの利用を開始する
  6. 家族間で役割を分担する
  7. お金のことを確認する

すべてを一度にやる必要はありません。まずはStep 1の電話1本から。「初めてで何もわかりません」と言えば、あとは専門職が一緒に進めてくれます。

あなたが動き出そうとしていること自体が、介護の大きな一歩です。


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