PR 当サイトは一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。記事の内容は公平性を保つよう努めておりますが、掲載サービスの詳細は各公式サイトをご確認ください。

訪問介護は週何回使える?介護度別の利用上限と超えた場合の費用

PR この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

訪問介護、結局「週何回」使えるのか — 結論から

ケアマネさんに「訪問介護は週3回までです」って言われたけど、本当にそれが上限なの?母の状態だともっと必要な気がする。でも限度額とか単位とか言われてもさっぱりわからない。 — Xユーザー(母親の在宅介護・50代女性)2026年3月

結論からお伝えします。訪問介護に「週◯回まで」という直接的な回数上限はありません。 あるのは、要介護度ごとの**月額の利用上限額(区分支給限度基準額)**です。この金額の範囲内であれば、週1回でも毎日でも利用できます。

ただし、サービスの種類(身体介護・生活援助)や1回あたりの時間によって消費する「単位数」が異なるため、実質的に利用できる回数は介護度とサービス内容で決まります

この記事では、介護度別の具体的な利用回数の目安、上限を超えた場合の費用、回数を増やす方法を解説します。

この記事でわかること:

  • 介護度別の訪問介護利用回数の目安(具体的な週◯回)
  • 身体介護と生活援助の違いと単位数
  • 上限を超えた場合の費用と、回数を増やす3つの方法

介護度別 — 訪問介護の利用上限と回数目安

区分支給限度基準額とは

介護保険では、要介護度ごとに1ヶ月に使えるサービスの上限額(単位数)が決まっています。訪問介護だけでなく、デイサービスやショートステイなど、すべての居宅サービスの合計がこの範囲内に収まるようにケアプランを作成します。

要介護度月額限度額(単位)月額限度額(円換算・目安)
要支援15,032単位約50,320円
要支援210,531単位約105,310円
要介護116,765単位約167,650円
要介護219,705単位約197,050円
要介護327,048単位約270,480円
要介護430,938単位約309,380円
要介護536,217単位約362,170円

(出典:厚生労働省「介護報酬の算定構造」。1単位=約10円。地域により異なる)

訪問介護の単位数

サービス種類時間単位数(目安)
身体介護20分未満167単位
身体介護20分〜30分250単位
身体介護30分〜1時間396単位
身体介護1時間〜1.5時間579単位
生活援助20分〜45分183単位
生活援助45分以上225単位

(出典:厚生労働省「介護給付費単位数等サービスコード表」2024年度改定版)

介護度別の訪問介護利用回数の目安

訪問介護のみを利用した場合の回数目安です。実際にはデイサービス等と組み合わせるため、これより少なくなります。

要介護度身体介護(1回1時間)のみ生活援助(1回45分以上)のみ
要介護1月約42回(週約10回)月約74回(週約18回)
要介護2月約49回(週約12回)月約87回(週約21回)
要介護3月約68回(週約17回)月約120回(週約30回)
要介護4月約78回(週約19回)月約137回(週約34回)
要介護5月約91回(週約22回)月約160回(週約40回)

現実的なケアプランの目安(デイサービス等と組み合わせた場合):

要介護度訪問介護の現実的な利用回数
要介護1週2〜3回
要介護2週3〜4回
要介護3週4〜6回(毎日近い利用も可能)
要介護4週5〜7回(1日複数回も可能)
要介護5週7回以上(1日2〜3回の利用も)

要介護3の母、訪問介護週3回とデイサービス週2回で限度額ギリギリ。「もう1回増やしたい」って言ったら、デイの回数を調整すれば入るかもって。ケアプランって組み合わせのパズルなんだな。 — Xユーザー(母親の在宅介護・40代女性)2026年4月


身体介護と生活援助の違い — 何が頼めるのか

訪問介護は大きく「身体介護」と「生活援助」に分かれ、頼める内容が異なります

身体介護(単位数が高い)

利用者の身体に直接触れて行う介護。

内容具体例
入浴介助浴槽への移動、洗体、着替えの手伝い
排泄介助トイレへの移動、おむつ交換
食事介助食べ物を口に運ぶ、見守り
移乗・移動介助ベッドから車いすへの移動
着替えの介助衣服の着脱
服薬介助薬を飲む際の見守り・手渡し

生活援助(単位数が低い)

利用者の日常生活を支援する家事等。

内容具体例
掃除居室・トイレ・浴室の清掃
洗濯洗濯・干す・取り込み・たたみ
調理食事の準備・配膳・片付け
買い物日用品・食材の購入
薬の受け取り処方薬の受け取り

注意: 生活援助は「本人のためのもの」に限定されます。家族の分の食事を作る、家族の部屋を掃除するなどは対象外です。

生活援助の回数基準(2018年10月〜)

生活援助中心型の訪問介護には、要介護度別の月間利用回数の基準が設けられています。

要介護度月間基準回数
要介護127回
要介護234回
要介護343回
要介護438回
要介護531回

(出典:厚生労働省「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」)

この基準を超える場合は、ケアプランを市区町村に届け出る必要があります。ただし、届け出れば利用自体は可能です。「超えてはいけない」ではなく、「超える場合は理由を説明する」というしくみです。


上限を超えた場合 — 全額自己負担のしくみ

区分支給限度基準額を超えてサービスを利用した場合、**超過分は全額自己負担(10割負担)**になります。

具体例:要介護2の場合

項目金額
月額限度額約197,050円(19,705単位)
実際の利用額約230,000円
超過額約32,950円
自己負担(限度額内・1割の場合)約19,705円
自己負担(超過分・10割)約32,950円
合計自己負担約52,655円

超過分は10割負担になるため、負担額が一気に跳ね上がります。ケアマネジャーと相談し、限度額内で最大限の効果が出るようにプランを組むことが大切です。


回数を増やしたい場合の3つの方法

「今の回数では足りない」と感じている場合、以下の3つの方法を検討できます。

方法1:要介護度の区分変更を申請する

本人の状態が悪化している場合、**要介護度の見直し(区分変更申請)**が可能です。認定結果が上がれば、利用できる限度額も増えます。

  • 申請先:市区町村の介護保険課
  • 所要期間:約1ヶ月
  • ケアマネジャーに「状態が変わったので見直してほしい」と伝えれば手続きを代行してくれる

要介護認定の受け方で、区分変更の手続きも解説しています。

方法2:介護保険外の自費サービスを併用する

介護保険のサービスに加えて、**自費の訪問介護(保険外ヘルパー)**を利用する方法です。

  • 費用:1時間あたり2,000〜4,000円程度(事業者による)
  • メリット:保険では頼めない内容(家族の食事準備、ペットの世話等)も依頼できる
  • デメリット:全額自己負担

方法3:市区町村の上乗せサービスを確認する

一部の市区町村では、国の基準に上乗せした独自の介護サービスを提供しています。

  • 例:介護保険の限度額に月数万円の上乗せ、夜間の緊急訪問サービスなど
  • 確認先:市区町村の介護保険課または地域包括支援センター

ケアマネさんに「もう少し回数増やしたい」って相談したら、区分変更を勧められた。申請したら要介護2から3に上がって、訪問介護を週2回増やせた。状態が変わったら遠慮せず相談しておきたい。 — Xユーザー(在宅介護・50代男性)2026年4月


訪問介護と組み合わせたいサービス

訪問介護だけに頼るのではなく、他のサービスと組み合わせることで、限度額内でより充実した支援を受けられます。

  • デイサービス:日中の介護と入浴を施設に任せられる
  • ショートステイ:数日間の施設入所で、介護者の休息を確保(ショートステイの使い方
  • 配食サービス:食事の準備を外部に任せ、生活援助の単位を節約
  • 見守りサービス:夜間や外出時の安全を確保(見守りサービス比較

介護保険の使い方ガイドで、サービスの組み合わせ方を詳しく解説しています。


まとめ — 回数は「介護度×サービスの組み合わせ」で決まる

訪問介護の利用回数は、要介護度ごとの限度額とサービスの組み合わせで決まります。

  • 直接的な「週◯回まで」の制限はない
  • 要介護度ごとの区分支給限度基準額の範囲内で利用
  • 身体介護と生活援助で単位数が異なる
  • 限度額を超えた分は全額自己負担
  • 回数を増やすなら区分変更・自費サービス・市区町村の上乗せを検討

「今の回数で足りているか」「もっと増やせる余地はあるか」は、ケアマネジャーに遠慮なく相談してください。ケアプランは何度でも見直せます。


あわせて読みたい

よくある質問