PR 当サイトは一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。記事の内容は公平性を保つよう努めておりますが、掲載サービスの詳細は各公式サイトをご確認ください。

介護がテーマの映画おすすめ10選 — 介護する人の心に寄りそう作品

PR この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

映画が教えてくれる「介護のもうひとつの視点」

介護で疲れてた時に「ペコロスの母に会いに行く」を観て号泣した。認知症の母を笑いに変える漫画家の話。泣いたけど、不思議と心が軽くなった。介護してる人にこそ観てほしい。 — Xユーザー(在宅介護中・50代女性)2026年3月

「ファーザー」を観てから、認知症の父への接し方が変わった。父の目から世界がどう見えているのか、初めて想像できた。映画の力ってすごい。 — Xユーザー(認知症介護中・40代男性)2026年4月

介護の日々は、視野が狭くなりがちです。目の前のケアに追われ、「自分の介護は正しいのか」「他の家族はどうしているのか」と考える余裕がなくなっていく。

そんな時、映画は「もうひとつの視点」を与えてくれます。同じ立場の家族の物語に共感し、涙を流すことで心が軽くなる。認知症の人の視点を疑似体験することで、新しい理解が生まれる。

この記事では、介護に関わるすべての人に観てほしい映画10作品を、介護経験のある編集部メンバーが厳選しました。

この記事でわかること:

  • 介護がテーマの映画10選(邦画6本・洋画4本)
  • 各作品がどんな介護の場面に響くか
  • 視聴可能な配信サービス情報(2026年4月時点)

選定基準 — なぜこの10本なのか

本記事の選定基準は以下の3点です。

  1. 介護の現実を誠実に描いている(美化しすぎず、絶望的すぎない)
  2. 介護する人の「救い」になる要素がある(共感・気づき・笑い・涙)
  3. 現在の配信サービスで視聴可能(2026年4月時点でアクセスしやすい作品)

邦画6選

1. ペコロスの母に会いに行く(2013年)

項目内容
監督森崎東
原作岡野雄一(漫画エッセイ)
テーマ認知症の母と息子の日常
上映時間113分
こんな人に認知症介護に疲れている人

長崎在住の漫画家・岡野雄一が、認知症になった母との日々を描いた漫画エッセイの映画化。認知症の母が過去の記憶に生きる姿を、悲しみではなく温かなユーモアで描きます。

認知症を「悲劇」としてだけではなく、「過去の幸せな記憶に帰れる」という別の視点で見せてくれる点が、介護中の人にとって大きな救いになる作品です。

出典: 映画.com「ペコロスの母に会いに行く」

2. 長いお別れ(2019年)

項目内容
監督中野量太
原作中島京子(小説)
テーマ認知症の父と家族の7年間
上映時間127分
こんな人に家族全体で介護に向き合っている人

認知症の父と、それぞれの生活を送る2人の娘の7年間を描きます。「長いお別れ」というタイトルは、認知症を「少しずつ記憶が失われていく、長い別れの過程」と捉えた表現です。

介護が家族の関係を変えていく様子がリアルに描かれ、「自分だけがつらいのではない」と感じさせてくれる作品です。

出典: 映画.com「長いお別れ」

3. おくりびと(2008年)

項目内容
監督滝田洋二郎
テーマ死と向き合う仕事、人の尊厳
上映時間131分
こんな人に看取りに向き合っている人

アカデミー外国語映画賞受賞作品。納棺師という仕事を通じて、死と向き合うことの意味を問いかけます。直接的な介護映画ではありませんが、看取りを経験する、あるいはこれから経験する家族にとって、死への向き合い方に新しい視座を与えてくれます。

出典: 映画.com「おくりびと」

4. 半落ち(2004年)

項目内容
監督佐々部清
原作横山秀夫(小説)
テーマアルツハイマーの妻を殺めた元刑事の物語
上映時間121分
こんな人に介護の限界について考えさせられたい人

アルツハイマー型認知症の妻を自らの手で殺めた元警察官の物語。重いテーマですが、介護の限界と愛情の境界線について深く考えさせられます。介護殺人という社会問題を正面から扱った数少ない日本映画です。

出典: 映画.com「半落ち」

5. 毎日がアルツハイマー(2012年)

項目内容
監督関口祐加
テーマ認知症の母をカメラで記録する娘
上映時間93分
こんな人に認知症介護の「日常」を知りたい人

映画監督の関口祐加が、認知症になった自分の母の日常をカメラで記録したドキュメンタリー。劇映画ではなく、飾らない日常がそのまま映し出されています。認知症の人と暮らす「リアルな毎日」が、同じ立場の家族にとって何よりの共感と安心をもたらします。

出典: 映画.com「毎日がアルツハイマー」

6. 0.5ミリ(2014年)

項目内容
監督安藤桃子
テーマ介護ヘルパーと高齢者たちの交流
上映時間196分
こんな人に介護職として働いている人

介護ヘルパーの若い女性が、さまざまな高齢者と出会い、交流する物語。介護する側とされる側の関係を、既存の枠組みにとらわれずに描いています。196分と長編ですが、介護職の方には特に観ていただきたい作品です。

出典: 映画.com「0.5ミリ」


洋画4選

7. ファーザー(2020年・イギリス/フランス)

項目内容
監督フロリアン・ゼレール
テーマ認知症の父の視点から描く世界
上映時間97分
こんな人に認知症の人の「見ている世界」を理解したい人

アンソニー・ホプキンス主演。この映画の革新性は、認知症の当事者の視点で物語が進行する点です。時間軸がずれ、人物が入れ替わり、見慣れた部屋が変わっていく。観客は認知症の人が体験する「混乱」をそのまま体験させられます。

認知症介護をしている家族が「なぜ同じことを何度も聞くのか」「なぜ怒り出すのか」を理解する手がかりになる、極めて重要な作品です。

出典: 映画.com「ファーザー」

「ファーザー」観た後、認知症の母に対する怒りが少し減った。母の中では、あの映画のような世界が広がっていたんだと思うと、怒る気持ちが悲しみに変わった。 — Xユーザー(認知症介護中・40代女性)2026年3月

8. アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006年・カナダ)

項目内容
監督サラ・ポーリー
テーマアルツハイマーの妻と夫の愛
上映時間110分
こんな人にパートナーの介護をしている人

アルツハイマー病を発症した妻が介護施設に入所し、夫の記憶を失っていく物語。認知症によって「愛する人に忘れられる」ことの痛みと、それでも変わらない愛情を描きます。

出典: 映画.com「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」

9. 愛、アムール(2012年・フランス/ドイツ/オーストリア)

項目内容
監督ミヒャエル・ハネケ
テーマ老老介護と夫婦の最期
上映時間127分
こんな人に老老介護の現実を知りたい人

カンヌ映画祭パルムドール受賞作。パリに住む老夫婦の、妻の脳卒中から始まる老老介護の日々。美しくも残酷な現実を、静かに、容赦なく描きます。観る人を選ぶ作品ですが、介護の本質を突いた傑作です。

出典: 映画.com「愛、アムール」

10. しわ(2011年・スペイン)

項目内容
監督イグナシオ・フェレーラス
テーマ老人ホームの日常と友情
上映時間89分
こんな人に施設入所を考えている本人・家族

スペインのアニメーション映画。老人ホームに入所した元銀行員が、アルツハイマー病に怯えながらも、ホームの仲間たちと友情を育んでいく物語。アニメーションならではの繊細な表現で、施設生活のリアルと希望を描きます。

出典: 映画.com「しわ」


配信サービス情報(2026年4月時点)

作品名Amazon PrimeNetflixU-NEXT
ペコロスの母に会いに行くレンタル-見放題
長いお別れ見放題-見放題
おくりびとレンタル-見放題
半落ちレンタル-見放題
毎日がアルツハイマーレンタル-レンタル
0.5ミリレンタル-見放題
ファーザーレンタル-見放題
アウェイ・フロム・ハーレンタル-レンタル
愛、アムールレンタル-見放題
しわレンタル-レンタル

※配信状況は2026年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サービスでご確認ください。


映画を観る時間がない人へ — 短編・ドキュメンタリーの選択肢

「2時間の映画を観る余裕がない」という介護中の方には、短編やドキュメンタリーという選択肢もあります。

作品時間内容
NHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」49分認知症研究の権威・長谷川和夫医師自身の認知症体験
「注文をまちがえる料理店」(ドキュメンタリー)30分認知症の人がスタッフとして働くレストランの記録

あわせて読みたい

まとめ — 映画は「もうひとり」の介護者になってくれる

10本の映画を紹介しました。共通するのは、介護の現実を美化せず、しかし絶望にも突き落とさないという姿勢です。

映画を観ることは、介護の直接的な解決にはなりません。しかし、「自分だけではない」と感じること、「別の視点がある」と気づくことは、介護を続けていく上で大きな力になります。

今夜、少しだけ時間が取れたら、1本だけ観てみてください。きっと、明日の介護が少しだけ違って見えるはずです。


関連記事: