介護費用の節約裏ワザ10選 — 知らないと損する制度と方法
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結論:介護費用は「知っている人だけ」が得をする
母の介護が始まって3ヶ月、もう貯金100万溶けた。制度とかよくわからないまま全部自費で払ってた。誰か最初に教えてくれよ。 — Xユーザー(40代会社員・母を在宅介護中)2026年3月
介護費用がきつすぎて毎月赤字。パートの時間増やすか、施設やめて在宅に戻すか、もう選択肢がない気がする。 — Xユーザー(50代女性・義母を介護中)2026年4月
介護費用は「知っているかどうか」で月に数万円の差がつきます。厚生労働省の調査によると、利用可能な負担軽減制度を活用していない世帯は全体の約4割に上ります(厚生労働省「介護保険事業状況報告」2025年度)。
この記事では、介護費用を確実に減らせる10の方法を、申請制度・税控除・サービス活用の3つの軸で具体的に解説します。「申請しないともらえない」制度が中心です。1つでも見落としがあれば、今日から取り戻せます。
裏ワザ1:高額介護サービス費で上限を超えた分を取り戻す
結論: 1ヶ月の介護サービス自己負担額が上限を超えた場合、超過分が払い戻される制度があります。
理由: 介護保険の自己負担には所得に応じた月額上限が設けられています。2024年8月の制度改正後、一般的な世帯の上限は月額44,400円です(厚生労働省「高額介護サービス費の支給」)。
具体例: 要介護3の親をデイサービスと訪問介護で在宅介護している場合、月の自己負担が5万円を超えることは珍しくありません。上限44,400円との差額(約5,600円〜)が毎月戻ってきます。年間で約67,200円の節約になります。
注意点: 自治体から申請書が届く場合もありますが、届かないケースもあります。初回は必ず自分から市区町村の介護保険課に申請してください。一度申請すれば、以降は自動で振り込まれます。
裏ワザ2:特定入所者介護サービス費(補足給付)で施設の食費・居住費を軽減
結論: 所得が低い世帯は、特別養護老人ホームなどの食費・居住費が大幅に軽減されます。
理由: 介護施設の費用のうち、食費と居住費は原則自己負担ですが、住民税非課税世帯などは「補足給付」の対象となります(厚生労働省「補足給付(特定入所者介護サービス費)」)。
具体例: 特養に入所した場合、食費は通常月額約42,000円ですが、第2段階(住民税非課税・年金80万円以下)なら月額約12,000円に。居住費もユニット型個室で通常月額約60,000円が約25,000円に軽減されます。月の節約額は最大で約65,000円、年間約78万円です。
申請方法: 市区町村の窓口で「介護保険負担限度額認定」を申請します。預貯金要件(単身で1,000万円以下等)がありますので事前に確認を。
裏ワザ3:医療費控除で介護費用を確定申告に含める
結論: 介護サービスの自己負担分の多くは、確定申告の医療費控除に含められます。
理由: 訪問看護、訪問リハビリ、デイケアなどの「医療系サービス」はもちろん、訪問介護やデイサービスなどの「福祉系サービス」も、医療系サービスと併用していれば控除対象になります(国税庁「医療費控除の対象となる介護保険サービス」)。
具体例: 年間の介護サービス自己負担が50万円、うち医療費控除対象が40万円の場合、医療費控除額は40万円−10万円(足切り額)=30万円。所得税率20%の人なら6万円の還付、住民税でも3万円の軽減となります。
ポイント: 介護サービス事業者が発行する領収書に「医療費控除対象額」が記載されているか確認してください。記載がない場合は事業者に問い合わせると対応してもらえます。
裏ワザ4:世帯分離で介護保険料と自己負担を下げる
結論: 親と同居している場合、住民票上の世帯を分ける「世帯分離」により、介護保険料と自己負担割合が下がる可能性があります。
理由: 介護保険の自己負担割合(1割・2割・3割)や高額介護サービス費の上限額は、世帯の所得で判定されます。親を別世帯にすると、親の所得のみで判定されるため、負担区分が下がるケースが多いのです。
具体例: 年収600万円の子と年金120万円の親が同一世帯の場合、自己負担が2割になることがあります。世帯分離すると、親は年金120万円のみで判定され1割負担に。月5万円の介護サービス利用なら、2割→1割で月25,000円、年間30万円の差になります。
注意点: 世帯分離には国民健康保険料が上がる等のデメリットもあります。事前に市区町村の窓口でシミュレーションしてもらうことをお勧めします。
裏ワザ5:介護休業給付金を活用する
結論: 会社員が介護のために休業する場合、雇用保険から賃金の**67%**が支給されます。
理由: 介護休業は対象家族1人につき通算93日まで取得でき、3回まで分割可能です(厚生労働省「介護休業給付金」)。
具体例: 月収30万円の人が介護休業を取得した場合、月額約20万円の給付金が受けられます。「介護離職」して収入ゼロになるよりも、制度を使って収入を維持しながら態勢を整える方が経済的に合理的です。
ポイント: 休業開始の2週間前までに会社に申し出る必要があります。ハローワークへの申請は会社を通じて行うのが一般的です。
裏ワザ6:自治体独自の上乗せ・横出しサービスを使い切る
結論: 介護保険の全国共通サービスに加え、自治体ごとに独自の支援制度があります。
理由: 多くの自治体が「紙おむつ支給」「配食サービス」「緊急通報装置の貸与」「寝具乾燥サービス」などを無料または低額で提供しています。しかし、これらは自分から申請しないと利用できません。
具体例: 東京都世田谷区では、要介護2以上の在宅高齢者に月額8,000円分の紙おむつを支給しています(世田谷区「紙おむつ等の支給」)。横浜市では、見守りセンサー機器の無料貸出を行っています(横浜市「高齢者見守り事業」)。
ポイント: 地域包括支援センターに「使える制度を全部教えてください」と相談するのが最も効率的です。ケアマネジャーも把握していない自治体独自制度があるため、自分でも市区町村のホームページを確認してください。
裏ワザ7:介護保険の「区分変更申請」で適正な要介護度を得る
父が要介護1のままで全然サービス足りてなかったんだけど、ケアマネさんに相談したら区分変更の申請出してくれて、要介護3になった。使えるサービスが一気に増えて本当に助かった。もっと早く言えばよかった。 — Xユーザー(50代男性・父を在宅介護中)2026年2月
結論: 要介護認定の結果に納得できない場合、いつでも「区分変更申請」ができます。
理由: 認定調査は1時間程度の訪問で判定されるため、当日の体調や本人の「見栄」で軽く判定されることがあります。状態が悪化したときだけでなく、最初の認定が実態と合っていない場合も再申請が可能です。
具体例: 要介護1と要介護3では、利用できるサービスの支給限度額が月額約16,765単位 vs 約27,048単位と大きく異なります(厚生労働省「介護報酬の算定構造」)。要介護度が上がるとショートステイの日数も増え、家族の負担が軽減されます。
ポイント: 申請前にケアマネジャーに相談し、普段の状態を記録した介護日誌を準備しておくと、認定調査で実態が正しく伝わりやすくなります。
裏ワザ8:福祉用具レンタルで購入より大幅に安く
結論: 車いすや介護ベッドなどの福祉用具は、購入するより介護保険のレンタルが圧倒的に安くなります。
理由: 介護保険を使えば、月額レンタル料の1〜3割負担で利用できます。例えば介護ベッドは購入すると20〜30万円しますが、レンタルなら自己負担月額1,000〜2,000円程度です。
具体例: 介護ベッド(月額レンタル約12,000円)を1割負担で借りた場合、月額約1,200円。3年使っても約43,200円で、購入の20万円と比べて約15万円以上の節約になります。さらに、身体状態の変化に合わせて機種変更も可能です。
注意点: 要支援1〜2、要介護1の方は、介護ベッドや車いすのレンタルが原則対象外です。ただし、例外給付の申請により認められるケースもあるため、ケアマネジャーに確認してください。
裏ワザ9:住宅改修費の支給で自宅をバリアフリーに
結論: 介護保険で最大20万円(自己負担1〜3割)の住宅改修費が支給されます。
理由: 手すりの設置、段差の解消、滑り防止の床材変更、引き戸への変更、洋式便器への交換などが対象です(厚生労働省「居宅介護住宅改修費の支給」)。
具体例: 浴室の手すり設置(約3万円)、玄関の段差解消(約5万円)、トイレの洋式化(約10万円)をまとめて18万円で実施した場合、1割負担なら自己負担はわずか18,000円です。転倒による骨折(入院費用50〜100万円)を防ぐ予防効果を考えれば、非常にコスパの高い投資です。
ポイント: 改修前にケアマネジャーに相談し、事前申請が必要です。工事後の申請では給付が受けられないので注意してください。
裏ワザ10:高額医療・高額介護合算療養費で医療+介護の合計負担を抑える
結論: 年間の医療費と介護費の自己負担額を合算し、上限を超えた分が戻ってくる制度があります。
理由: 医療保険と介護保険の自己負担は、それぞれ高額療養費・高額介護サービス費で月単位の上限がありますが、さらに年間の合算額にも上限が設けられています(厚生労働省「高額医療合算介護サービス費」)。
具体例: 70歳以上の一般所得世帯の場合、年間の合算上限は56万円です。医療費の自己負担が年間30万円、介護費の自己負担が年間40万円の場合、合計70万円−56万円=14万円が還付されます。
ポイント: この制度も申請しないともらえません。毎年8月1日〜翌年7月31日で計算されるため、8月以降に忘れず申請してください。
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まとめ:10の裏ワザチェックリスト
ケアマネさんに高額介護サービス費のこと聞いたら「え、申請してなかったんですか?」って。3年分損してた。介護って情報格差えぐい。このスレッドで知って本当に良かった。 — Xユーザー(40代女性・在宅介護3年目)2026年4月
| No. | 裏ワザ | 年間節約目安 | 申請先 |
|---|---|---|---|
| 1 | 高額介護サービス費 | 約6〜12万円 | 市区町村 |
| 2 | 補足給付(負担限度額認定) | 最大約78万円 | 市区町村 |
| 3 | 医療費控除 | 約3〜10万円 | 税務署(確定申告) |
| 4 | 世帯分離 | 最大約30万円 | 市区町村 |
| 5 | 介護休業給付金 | 最大約60万円 | ハローワーク |
| 6 | 自治体独自サービス | 約5〜10万円 | 市区町村 |
| 7 | 区分変更申請 | サービス量増加 | 市区町村 |
| 8 | 福祉用具レンタル | 約15万円以上 | ケアマネジャー |
| 9 | 住宅改修費 | 最大約18万円 | ケアマネジャー |
| 10 | 高額医療・介護合算 | 約5〜15万円 | 市区町村・健保 |
介護費用の節約は「申請しなければもらえない」ものがほとんどです。まずは地域包括支援センターに連絡し、今使える制度を確認することから始めてください。1つの制度を見落とすだけで年間数十万円の差がつきます。情報を味方につけることが、介護と家計を守る最大の裏ワザです。
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