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デイサービスの選び方 — '行きたくない'と言う親を動かした5つの工夫

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「デイサービスなんて行きたくない」— その言葉の裏にある本音

母にデイサービス勧めたら「私はまだそんな年寄りじゃない」って怒られた。ケアマネさんと相談して3ヶ月かけて説得したけど、あの期間が一番しんどかった。 — Xユーザー(50代・会社員女性)2026年3月

この声に「わかる」と感じた方は、少なくないはずです。厚生労働省「介護給付費等実態統計」によると、2024年度のデイサービス(通所介護)利用者は約223万人にのぼります(出典: 厚生労働省「介護給付費等実態統計」2024年 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/2024/index.html )。しかし、実際に「行きたくない」と拒否する高齢者は非常に多く、家族にとっては最初にして最大のハードルです。

この記事でわかること:

  • デイサービスの種類と費用の目安
  • 親が嫌がるときの具体的な対処法5つ
  • 見学時にチェックしておきたい10項目のリスト

結論を先にお伝えすると、 デイサービスの選び方で最も大切なのは「親が続けられること」です。機能訓練の充実度や送迎範囲も重要ですが、本人が「また行きたい」と思える場所でなければ意味がありません。そのために、見学と体験利用を最低2ヶ所以上で行い、本人の反応を観察することが出発点です。


データで見るデイサービスの実態 — 種類・費用・利用者数

デイサービスの3つの種類

デイサービスは大きく3タイプに分かれます。親御さんの状態と目的に合わせて選ぶことが大前提です。

タイプ特徴向いている方1回あたりの自己負担目安(1割)
通常規模型デイサービス定員19人以上。食事・入浴・レクリエーションが充実社交的な方、入浴支援が必要な方約650〜1,200円
地域密着型デイサービス定員18人以下。少人数でアットホーム大人数が苦手な方、認知症の方約750〜1,100円
リハビリ特化型デイサービス機能訓練が中心。入浴なし・半日型が多い身体機能の維持・改善を目指す方約400〜700円

※費用は要介護度や地域、加算項目によって変動します。詳細はケアマネジャーに確認してください。 (出典: 厚生労働省「介護報酬の算定構造」2024年改定版 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00046.html

デイサービスって全部同じだと思ってた。リハビリ特化型に変えてから父の表情が全然違う。前のとこは「座ってるだけ」だったらしい。合う合わないってこんなに違うのか。 — Xユーザー(40代・息子)2026年2月

つまり、デイサービスは「どこも同じ」ではありません。タイプごとにサービスの中身がまったく異なるため、親御さんの性格・身体状態・希望に合ったタイプを選ぶことが、利用継続の第一歩です。

費用の目安 — 月額シミュレーション

週2回利用した場合の月額目安(自己負担1割の場合):

要介護度通常規模型(7-8h)リハビリ特化型(3-4h)
要介護1約6,500〜7,500円/月約3,800〜4,500円/月
要介護2約7,500〜8,500円/月約4,500〜5,200円/月
要介護3約8,700〜9,800円/月約5,000〜5,800円/月

※食費(約500〜700円/回)は別途実費。入浴加算、個別機能訓練加算などにより変動。 (出典: 厚生労働省「介護報酬の算定構造」2024年改定版 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00046.html


「行きたくない」と言う親への5つの対処法

ここが本記事の核心です。ケアマネジャーや実際に苦労した家族の声をもとに、効果があったアプローチを5つ紹介します。いずれも「正解」ではなく、親御さんの性格に合わせて試してみてください。

工夫1: 名前を変えて伝える

「デイサービスに行こう」ではなく、「リハビリに行こう」「お風呂に入りに行こう」と、目的を具体的に伝えます。「デイサービス」という言葉自体に「介護される場所」というイメージを持つ方は多く、言い換えるだけで抵抗感が薄れるケースがあります。

工夫2: 本人ではなく「家族の都合」にする

「お母さんのために」ではなく「私が仕事の間、家に一人でいると心配だから、お願いだから行ってほしい」と伝えます。自分のプライドを傷つけずに、「家族を助けるために行く」という形にすると、受け入れやすい方がいます。

工夫3: ケアマネジャーや主治医から勧めてもらう

家族の言葉は聞かなくても、専門家の言葉は受け入れることがあります。「先生が勧めている」「ケアマネさんが良い場所を見つけてくれた」という形で、第三者の権威を活用します。

工夫4: 体験利用のハードルを下げる

「まず1回だけ見に行ってみよう。気に入らなかったらやめていいから」と、お試しのハードルを最大限下げます。多くのデイサービスは無料体験や見学を受け付けています。「契約」ではなく「見学」という言葉を使うのもポイントです。

工夫5: 本人の「好き」から逆算する

将棋が好きなら将棋ができるデイサービスを、カラオケが好きならカラオケの設備があるところを探します。「介護を受けに行く場所」ではなく「趣味を楽しむ場所」として認知してもらうことで、拒否感が大幅に減った事例があります。


見学時のチェックリスト10項目 — 5社を比較する視点

デイサービスの見学は最低2ヶ所、できれば3ヶ所以上をおすすめします。以下の10項目を事前にメモしておくと、比較がしやすくなります。

#チェック項目確認ポイント
1利用者の表情笑顔があるか。居眠りばかりしていないか
2スタッフの声かけ利用者に名前で呼びかけているか。声のトーンは穏やかか
3衛生状態トイレ・食堂・浴室は清潔か。臭いはないか
4食事内容メニューの写真や実物を見せてもらえるか。嚥下対応はあるか
5入浴設備個浴か機械浴か。プライバシーは守られているか
6機能訓練の内容個別プログラムがあるか。理学療法士は常駐か
7レクリエーション一律のプログラムか、選択制か。親の趣味に合うものがあるか
8送迎範囲と時間自宅からの所要時間。車内での過ごし方
9緊急時の対応看護師の配置時間。医療機関との連携体制
10他の利用者の要介護度親と近い状態の方がいるか。認知症の方の割合

見学3ヶ所行ったけど、母が唯一「ここなら」と言ったのは一番小さいデイサービスだった。大手の立派な施設より、スタッフが覚えてくれる少人数の方が合ってた。見学行かなかったら分からなかった。 — Xユーザー(50代・娘)2026年4月

見学時のポイントは、パンフレットの情報ではなく「その場の空気感」を確かめることです。親御さんと一緒に見学できるのが理想ですが、まずは家族だけで下見をして、候補を2〜3に絞ってから本人を連れていく方法も有効です。

デイサービスを探す3つの方法

方法メリットデメリット
ケアマネジャーに相談地域の事情に詳しく、本人に合った提案をしてもらえるケアマネの知識・経験に左右される
介護施設検索サービスを利用条件で絞り込み検索ができる。口コミが見られる情報が最新でない場合がある
地域包括支援センターに相談無料。地域のデイサービスを網羅的に把握している特定のサービスを推薦しない(中立の立場)

まだケアマネジャーがいない場合は、まず地域包括支援センターに相談するのが最初の一歩です。要介護認定を受けていなくても相談可能で、費用はかかりません(出典: 厚生労働省「地域包括支援センターについて」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/ )。


次の一歩 — デイサービス利用開始までの3ステップ

ステップ1: 地域包括支援センターまたはケアマネジャーに相談する 要介護認定がまだの場合は、お住まいの市区町村の地域包括支援センターへ。「デイサービスを検討している」と伝えれば、認定申請から一緒にサポートしてくれます。

ステップ2: 候補を3ヶ所に絞り、見学予約をする ケアマネジャーに希望条件(送迎範囲、リハビリ重視、少人数希望など)を伝え、候補を出してもらいます。介護施設検索サービスで事前に口コミを確認するのも有効です。

ステップ3: 体験利用をして、本人の反応を見る 体験利用は多くの施設で1〜2回無料で行えます。本人の帰宅後の表情や言葉を注意深く観察しましょう。「嫌だった」と言っても、翌日の様子が穏やかであれば、時間が解決することも少なくありません。

最初は「二度と行かない」と言ってた父が、3回目から自分でカバン準備するようになった。職員さんとの将棋が楽しみになったらしい。あの「二度と行かない」を真に受けなくてよかった。 — Xユーザー(40代・息子)2026年3月


まとめ — デイサービスは「親が続けられる場所」を選ぶ

デイサービスの選び方で最も大切なのは、料金や設備の比較ではなく、本人が「また行きたい」と思える場所かどうかです。嫌がる親への対処法に正解はありませんが、「名前を変える」「家族の都合にする」「体験のハードルを下げる」といった工夫は、多くの家族が実際に試して効果を感じた方法です。

まずは、ケアマネジャーまたは地域包括支援センターに相談して、候補を3ヶ所ほど出してもらうところから始めてみてください。

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よくある質問(FAQ)

Q1. デイサービスは要介護認定を受けていないと利用できませんか?

要支援1〜2の方は「介護予防通所介護」(総合事業)として利用可能です。要介護認定を受けていない場合は、まず地域包括支援センターに相談してください。基本チェックリストで事業対象者と判定されれば、認定を待たずに利用開始できるケースもあります(出典: 厚生労働省「介護予防・日常生活支援総合事業」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192309.html )。

Q2. デイサービスの費用は医療費控除の対象になりますか?

通所介護(デイサービス)の自己負担額は、一定の条件を満たせば医療費控除の対象になります。具体的には、居宅サービス計画に基づき提供された通所介護で、医療系サービスと併せて利用している場合が該当します(出典: 国税庁「医療費控除の対象となる介護サービス」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1127.htm )。

Q3. デイサービスは途中で変更できますか?

可能です。ケアマネジャーに「合わない」と感じた理由を伝え、別のデイサービスへの変更を依頼してください。利用者の意思で自由に変更でき、ペナルティはありません。「最初に決めたら変えられない」と思い込んでいる方が多いですが、合わない場所に通い続ける必要はありません。

Q4. 認知症でもデイサービスは利用できますか?

利用できます。認知症対応型通所介護(認知症デイ)という専門のデイサービスがあり、定員12名以下の少人数で、認知症ケアの研修を受けたスタッフが対応します。一般のデイサービスでも認知症の方を受け入れている施設は多いので、まずはケアマネジャーに相談してください。

Q5. デイサービスに通う頻度はどれくらいが一般的ですか?

週1〜3回が一般的です。要介護度が低いうちは週1〜2回から始め、状態の変化に合わせて頻度を増やすことが多いです。ケアプランの範囲内であれば、月の途中で回数を調整することも可能です。「まずは週1回から」という始め方をおすすめする専門家が多いです。