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介護用電動ベッドの選び方 — 1モーター・2モーター・3モーターの違い

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「モーターの数」が介護の質を左右する——でも、多ければいいわけではない

父の介護ベッド選び、ケアマネに「3モーターがいい」って言われたけど、レンタル料が月3,000円近くする。1モーターとの違いがわからないまま高い方を選ぶのは不安。 — Xユーザー(息子・40代男性)2026年3月

在宅介護で2モーターベッドにしてから、夜中のトイレ介助が劇的に楽になった。背上げしてから立ち上がらせると、腰への負担が全然違う。もっと早く導入すればよかった。 — Xユーザー(妻・60代女性)2026年2月

介護用電動ベッドは、在宅介護の負担を大きく軽減する福祉用具です。しかし「モーターの数が多いほどいい」と思い込んで必要以上に高額なベッドを選んでしまうケースは少なくありません。

この記事では、1モーター・2モーター・3モーターの機能の違いを明確にし、要介護度や生活状況に応じた選び方を解説します。

この記事でわかること:

  • 1モーター・2モーター・3モーターの機能差と価格帯
  • 要介護度別の推奨モーター数
  • レンタルと購入の費用比較、介護保険の適用条件

1モーター・2モーター・3モーターの違い — 何ができるかで選ぶ

モーターの数は、ベッドが独立して動かせる部位の数を意味します。

機能比較表

機能1モーター2モーター3モーター
背上げ連動(背+膝が同時に動く)独立操作独立操作
膝上げ連動(背+膝が同時に動く)独立操作独立操作
高さ調整なしなしあり
価格帯(レンタル月額)約500〜1,000円約800〜1,500円約1,500〜3,000円

出典: 各福祉用具レンタル事業者の料金表を基に編集部調査(2026年4月時点)

1モーター — 「背上げだけできればいい」方に

1モーターは、背上げと膝上げが連動して動くタイプです。背を上げると同時に膝も上がるため、体がずり落ちにくい設計になっています。

向いている方:

  • 自分で寝返りが打てる
  • 立ち上がり動作は自力または軽介助で可能
  • ベッドの高さ調整は不要(移乗介助がない)

2モーター — 最もバランスが良い選択肢

2モーターは、背上げと膝上げを別々に操作できます。背だけ上げて食事をする、膝だけ上げてむくみを予防する、といった使い分けが可能です。

向いている方:

  • 食事をベッド上でとることがある
  • 足のむくみが気になる
  • 起き上がりに介助が必要

3モーター — 高さ調整が加わる最上位モデル

3モーターは、背上げ・膝上げに加えてベッド全体の高さ調整ができます。介助者の腰の高さに合わせてベッドを上げ、移乗や体位変換の負担を軽減できます。

向いている方:

  • 車いすへの移乗介助が日常的にある
  • 介助者の腰痛予防を重視したい
  • 要介護3以上で全介助に近い状態

3モーターベッド、高さ調整が本当にありがたい。おむつ交換のとき腰の高さまでベッドを上げられるから、腰痛が嘘みたいになくなった。介護する側の体も守れる。 — Xユーザー(在宅介護中の妻・50代)2026年4月


要介護度別の推奨モーター数

あくまで目安ですが、以下を参考にケアマネジャーと相談してください。

要介護度推奨モーター数理由
要支援1〜21モーター背上げ補助で十分。自力動作が多い
要介護1〜21〜2モーター食事・むくみ対策で膝上げ独立が便利
要介護32〜3モーター移乗介助の頻度に応じて高さ調整を検討
要介護4〜53モーター全介助に近く、介助者の負担軽減が最優先

注意: 介護保険でのレンタルは原則要介護2以上が対象です。要支援1〜2および要介護1の方は、軽度者例外給付の対象となる場合を除き、全額自己負担となります(出典: 厚生労働省「福祉用具貸与の対象品目」)。


介護用電動ベッド おすすめ5製品の比較

代表的な5製品をモーター数別に比較しました。

1モーター

商品名レンタル月額目安背上げ角度サイズ特徴
パラマウントベッド 楽匠プラス 1M約700〜1,200円0〜75度幅91cm/100cmらくらくモーション搭載

2モーター

商品名レンタル月額目安背上げ角度サイズ特徴
パラマウントベッド 楽匠プラス 2M約1,000〜1,800円0〜75度幅91cm/100cm背膝独立操作
フランスベッド クォーレックス RX-HF約900〜1,500円0〜70度幅85cm/97cmコンパクト設計・在宅向け

3モーター

商品名レンタル月額目安背上げ角度高さ調整範囲特徴
パラマウントベッド 楽匠プラス 3M約1,500〜2,800円0〜75度25〜65cm業界最多の調整機能
プラッツ ミオレット・フォー 3M約1,200〜2,500円0〜75度22〜62cm低床設計・転落リスク軽減

出典: 各メーカー公式サイトおよび福祉用具レンタル事業者の料金表(2026年4月時点)

注意: レンタル月額は事業者や地域によって異なります。介護保険1割負担の場合の目安です。


レンタルと購入、どちらが得か

介護用電動ベッドは、ほとんどの場合レンタルが有利です。

費用比較(3モーターの場合)

項目レンタル(月額・1割負担)購入(自費)
初期費用0円(搬入・設置込み)15〜40万円
月額費用約1,500〜2,800円0円
3年間の総額約54,000〜100,800円15〜40万円
メンテナンス事業者が対応自費
要介護度の変化機種変更可能買い替えが必要

レンタルのメリットは状態の変化に応じて機種を変更できる点です。要介護度が変わった場合、1モーターから3モーターへの変更もスムーズにできます。

購入が選択肢になるのは、介護保険の対象外(要支援・要介護1)で長期使用が見込まれる場合です。


マットレスとの組み合わせも重要

電動ベッドの効果を最大化するには、マットレスとの相性も考慮が必要です。

マットレスタイプ特徴向いている方
ウレタンフォーム軽量・安価・自力で寝返り可能要支援〜要介護2
エアマットレス体圧分散に優れる・床ずれ予防要介護3〜5
ハイブリッドウレタン+エアの二層構造要介護2〜4

背上げ機能を多用する場合は、背上げ対応のマットレスを選ぶことが大切です。対応していないマットレスだと、背上げ時にマットレスが波打ち、体への圧迫が生じます。


ベッド導入前に確認しておきたい3つのこと

搬入経路の確認

電動ベッドのフレームは分解して搬入しますが、それでも廊下幅70cm以上、階段幅75cm以上は必要です。マンションの場合はエレベーターのサイズも確認しましょう。

電源の位置

電動ベッドにはコンセントが必要です。ベッドの設置予定場所から1.5m以内にコンセントがあるかを確認してください。延長コードは転倒リスクになるため、使わない配置がおすすめです。

介護動線の確保

ベッドの両側に最低60cmのスペースがあると、介助者が動きやすくなります。片側を壁につける場合でも、主にケアを行う側には十分なスペースを確保しましょう。

電動ベッド入れたけど、部屋が狭くてベッドの片側しかスペースがない。おむつ交換のとき毎回ベッドを壁から離さなきゃいけなくて大変。設置前にちゃんと測ればよかった。 — Xユーザー(在宅介護中の娘・40代)2026年3月


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まとめ — モーター数は「必要な機能」から逆算して選ぶ

介護用電動ベッドは、「とりあえず3モーター」ではなく、利用者の状態と介助者の負担から必要な機能を特定して選ぶのが正解です。

判断の手順はシンプルです。

  1. 高さ調整が必要か?(移乗介助や腰痛対策)→ 必要なら3モーター
  2. 背と膝を別々に動かしたいか?(食事やむくみ対策)→ 必要なら2モーター
  3. 背上げだけでいいか? → 1モーターで十分

迷ったら、担当のケアマネジャーに相談してください。福祉用具専門相談員が自宅を訪問し、部屋の広さや利用者の身体状況に合った機種を提案してくれます。レンタルなら合わなければ交換も可能です。まずは試してみることが、最も確実な選び方です。


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