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高齢者の室内介護シューズおすすめ8選 — 転倒予防×履きやすい

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「室内なら靴下で十分」が、転倒のきっかけになる

母が台所で靴下のまま滑って転倒、大腿骨骨折で入院。退院後も歩行が不安定で、もっと早く室内シューズを使わせていればと毎日後悔してる。 — Xユーザー(会社員・50代女性)2026年5月

「室内ならスリッパか靴下で十分」——そう思っている家庭は少なくありません。でも、高齢者の転倒事故の多くは住宅内で起きています。一度の転倒が、寝たきりへの引き金になってしまうこともあります。

この記事では室内専用の介護シューズの選び方と、タイプ別おすすめ8種類の比較を、転倒予防と履きやすさの両面から整理しました。

この記事でわかること:

  • 室内転倒事故の実態と、靴下・スリッパが危険な理由
  • 室内介護シューズを選ぶ5つのチェックポイント
  • 用途別に選べる8タイプの比較表
  • 試着・購入時に失敗しないコツ

室内での転倒は、外出時より多い — データが示す現実

高齢者の転倒は、屋外より「自宅内」で多く発生しています。「家の中だから安全」という思い込みが、実は最大の落とし穴です。

東京消防庁の「救急搬送データから見る日常生活事故」では、高齢者の事故で最も多いのは「ころぶ」事故。その大半が住居内で起きています。

出典: 東京消防庁「日常生活の事故」(こども・高齢者の事故)

また、消費者庁のリリースでも、住宅内での転倒・転落は高齢者の救急搬送理由の上位に挙げられています。

出典: 消費者庁「高齢者の事故に注意しましょう」

転倒の場所として多いのは次のような場所です。

場所主な原因
居間・寝室カーペットや電気コードに足を引っかける
廊下滑りやすいフローリング、靴下の摩擦不足
階段スリッパが脱げる、足元が見えにくい
玄関の上がり框段差でつまずく、片足立ちでバランスを崩す
浴室・脱衣所床が濡れている、素足での移動

特にスリッパは「脱げやすい」「つま先が浮く」「ソールに滑り止めがない」——3つの特徴がそろい、転倒予防には不向きな履物です。靴下のままの移動も、フローリングではかえって滑りやすくなります。

日本転倒予防学会も、足にフィットして滑りにくい履物を選ぶよう推奨しています。

出典: 一般社団法人 日本転倒予防学会

父が「家の中で靴なんて要らん」って言い張ってたけど、ケアマネさんが室内シューズを勧めてくれてから本人もやっと納得。履き慣れたら「これは楽だな」って自分から履くようになった。 — Xユーザー(自営業・40代男性)2026年4月


室内介護シューズを選ぶ5つのポイント

室内介護シューズは、外履き用とは設計思想が異なります。「家の中で安全に動ける」ことに特化した5つの基準で選ぶと失敗が少なくなります。

ポイント1: ソールに滑り止め加工があるか

最重要ポイントは、フローリング・畳・クッションフロアのいずれでも滑らないソールです。ラバー素材で凹凸のあるソールが、室内の床材との相性に優れます。

スリッパや靴下、ソールの平らなルームシューズはこの条件を満たしません。

ポイント2: 軽量であるか(片足200g前後が目安)

高齢者は足を持ち上げる筋力が弱まっています。重い靴は「すり足」を招き、つまずきの原因に。片足200g前後の軽量モデルなら、足が上げやすく疲労も軽減できます。

ポイント3: 脱ぎ履きが片手でできるか

しゃがんでヒモを結ぶ動作は、バランス能力が低下している高齢者にとって負担です。面ファスナー(マジックテープ)・大きな履き口・後ろ踏み2WAYなど、片手・片足立ちでも履ける構造を選びましょう。

ポイント4: かかと・足首が安定するか

かかとが硬めのカウンター(補強材)でしっかり支えられているか、足首周りがふらつかないかは、立ち上がり動作の安定に直結します。バブーシュ型でも踵がつぶれない構造のものが理想です。

ポイント5: 洗濯機や手洗いで洗えるか

室内シューズは1日の大半を履くため、汗や皮脂で汚れます。洗えない素材は衛生面で不向きです。洗濯ネットに入れて洗える表記があるモデルを選びましょう。


室内介護シューズおすすめ8タイプ比較表

以下は、室内向け介護シューズを8タイプに整理した比較表です。「どんな状態の方に向くか」を軸にまとめました。

#タイプ価格目安主な特徴向く方
1バブーシュ型2,000〜4,000円かかとを踏める柔らか素材スリッパ感覚で使いたい方
2面ファスナー型3,000〜6,000円甲ベルトで幅調整可むくみがある方・幅広足
3後ろ踏み2WAY型3,500〜5,500円スリッパ⇄シューズ切替認知症で靴を嫌がる方
4スリッポン型2,500〜4,500円ゴム履き口で履きやすい自立度が高い方
5片手で履けるBOA型5,000〜8,000円ダイヤルで締め具合調整握力が弱い方
6介護施設向けスタンダード型2,000〜3,500円滑り止めソール+軽量デイサービス併用
7装具対応ワイド型5,500〜9,000円装具・サポーター対応装具を併用する方
85本指ソックス一体型1,500〜3,000円室内ソックスシューズ足指の動きを保ちたい方

価格は2026年時点のオンライン市場での目安。サイズ展開や色は商品ごとに異なるため、購入前に必ず公式情報を確認してください。

タイプ1〜3: 「履きやすさ」を最優先する方向け

バブーシュ型は、かかとを踏める柔らかい素材でできており、スリッパに近い感覚で履けます。靴を嫌がる高齢者でも受け入れやすい一方、踵がつぶれた状態で長時間歩くと足首が不安定になるため、短距離移動メインの方向けです。

面ファスナー型は、甲のベルトで幅を調整できるのが最大の特長です。日中のむくみで足のサイズが変わる方や、外反母趾で幅広靴が必要な方に向きます。リハビリパンツや装具を併用する場合も、ベルトで調整できるため柔軟に対応できます。

後ろ踏み2WAY型は、かかとを踏めばスリッパ、起こせばシューズになる2通りの履き方ができます。「靴は嫌だけどスリッパだと不安」という認知症の親にも受け入れられやすい設計です。

タイプ4〜5: 「自立度の高さ」に応じて選ぶ

スリッポン型は、ゴムの履き口で着脱がしやすいタイプ。自分で立って履ける段階の方に向きます。

BOA(ダイヤル)型は、ダイヤルを回すだけで締め具合を調整できる新しい仕組みで、握力が弱った方でも片手で操作できます。価格はやや高めですが、自分で履きたいという意欲を支えられる点が魅力です。

タイプ6〜8: 用途に応じた特殊型

介護施設向けスタンダード型は、デイサービスでの貸出にも使われる定番モデルで、価格と機能のバランスが良好。装具対応ワイド型は、足首装具やサポーターを着けたまま履けるよう幅・甲高ともに余裕があり、リハビリ通院中の方に適しています。5本指ソックス一体型は厳密には靴ではありませんが、滑り止め付きソックスシューズとして畳メインの家庭で人気です。


試着・購入時に失敗しない3つのコツ

コツ1: 「夕方のサイズ」で測る

足は朝より夕方の方がむくみで大きくなります。夕方〜夜にサイズを測ることで、1日を通して快適に履けるサイズを選べます。日本転倒予防学会も、靴のフィッティングで実寸より0.5〜1cm余裕をもたせる目安を紹介しています。

コツ2: 必ず両足で立って試す

座ったまま履くだけでは、立ったときの足の広がりがわかりません。両足で立ち、その場で足踏みをしてかかとが浮かないかを確認します。家族が立ち会えると安全です。

コツ3: 「返品・交換可」のオンライン店舗を選ぶ

通販で購入する場合は、サイズ違いの交換が無料かどうかを必ず確認しましょう。介護シューズ専門店では、サイズ交換を1〜2回まで無料で対応する店舗も増えています。

通販で1,800円のスリッパみたいな室内シューズを買ったらサイズ交換不可で大失敗。次は専門店で買って、ぴったり合うまで交換してもらえた。値段だけで選ばないほうがいい。 — Xユーザー(パート勤務・50代女性)2026年4月


「家の中の歩き方」を変えるだけで、転倒は減らせる

室内介護シューズは、ただの履物ではありません。親が自分の足で立ち続けるための道具です。一足あるだけで、家族の不安が確実に減ります。

転倒予防のために、シューズと合わせて以下の対策も検討すると効果的です。

シューズだけ・手すりだけといった単発の対策よりも、「動線全体」を見直すのが転倒予防の基本です。


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まとめ

室内介護シューズは、転倒予防と日常の自立を支える小さな投資です。この記事のポイントを振り返ります。

  1. 室内転倒は屋外より多い — スリッパ・靴下は滑りやすく、つま先が引っかかりやすい
  2. 5つの基準で選ぶ — 滑り止め・軽量・片手脱ぎ履き・足首安定・洗濯可
  3. 8タイプから状態に合わせて選ぶ — バブーシュ型から装具対応型まで、目的別に
  4. 試着は夕方・立位・交換可で — サイズ違いを避ける3つのコツ

「うちの親はまだ大丈夫」と思っているうちに、1足だけでも家に置いておくこと。それが、最初の転倒という大きな分岐点を防ぐ備えになります。

介護シューズおすすめ10選 履きやすさで選ぶ